府は拉致問題に進展がないとして拒否している北朝鮮への重油20万トン相当の エネルギー支援について、オーストラリアやニュージーランド、欧州諸国の一部に 肩代わりしてもらう方向で、米国など関係国と調整に入った。 中曽根弘文外相が表明した核廃棄支援はエネルギー支援に参加しない代替措置と 位置付けられ、政府の対処方針の大枠が固まった。複数の日本政府関係者が 21日、明らかにした。