2008/10/24 (金) 19:01:53        [qwerty]
21日付重慶商報によると、「四川省広元市産のミカンにウジ虫が入っている」との情報が 
インターネットや携帯電話を通じて広がり、消費者の間に「食べられるのか」と動揺が広がっている。 
当局は「害虫の1種であるミバエの幼虫。仮に食べたとしても、健康被害の例はない」などと説明している。 

ミバエはハエ目ミバエ科に属する昆虫の総称で、幼虫が果実の果肉部分を食べることから 
「実バエ」の名がついた。 
かんきつ類、モモ、ビワ、リンゴなどの果実や、コーヒー、ウリ類、ナスなどに大被害をもたらすため、 
農業関係者に強く警戒されている。ただし、ヒトに寄生することはないとされる。 

中国人有識者によると、本来ならば農作物に多少の虫がついていても、それほど問題はないはず。 
消費者が動揺したのは、メラミン入り粉ミルクなどで、多くの人が食の安全に危機感を持っていること 
が大きな理由。「政府が『科学的』な説明をしても、信じる気になれない庶民が多いだろう」という。