2005/07/11 (月) 04:45:28        [qwerty]
 一部の超秀才を除く、その他大勢の普通の新卒者の就職受け皿である民業とは、
所詮、お金儲け業(ビジネス)です。いかなる企業も、他人様から合法的にお金を
獲得することで経営が成立します。民業が欲しがる人材とは、結局、ビジネスマイ
ンドのある人材です。つまりお金の支払い者である顧客を満足させる能力(広義の
営業能力)です。ところが民業経験のない教員に教育された学校秀才の目線の延長
線上には、ビジネスマインドというキーワードは見えてこないのです。だから、学
校成績を生きがいにしてきた秀才ほど、民間企業に就職するのに、心理的抵抗が生
じます。だから、公務員や士業や師業に殺到する秀才がアトを絶たないのです。幸
運にも学校成績の延長で、非民業の資格試験に合格した秀才はかろうじてニートを
免れるのです。

 かつての日本で世の中の景気がよかったとき、企業は中途半端な学校秀才を受け
入れるゆとりがありました。80年代末から90年代初頭に彼らの多くは民業に就職し
ましたが、必ずしも企業の欲しい広義の営業能力の高い人材とはなりませんでし
た。その後、構造不況時、中途半端な学校秀才は、民業からはじかれ、単に高学歴
ニートあるいは社内失業者となってしまった。彼らは、営業能力の必要ない、公務
員的仕事や教員ならそれなりに、こなすでしょう。ところが、ここは居心地がよい
ので、空席がわずかで、ニート受け入れのキャパ不足です。これが、今日の引きこ
もり現象を招いているのです。現在、公務員や教員の席を陣取っている人の多く
は、彼がもし就職難の今日、就職活動すれば、その多くが高学歴ニートになってい
るでしょう。現在、公務員や教員になっている人はもともと営業が嫌い(ニートの
予備軍)と考えて間違いありません。