同市内在住の張(ジャン)さんはおよそ1年前、出張先で見初めたポメラニアンを600元(約8400円)で 購入した。しかし、成長するにつれしっぽが長くなり、鳴き声も「ワンワン」ではなく 「ウーウー」とうなるようになり、飼い主にも一向になつかないばかりか、噛みつくこともしばしば。 今年の夏からは、なんともいえない体臭を発するようになり、毎日シャンプーしても改善の 兆しが見えず、張さん一家は辟易した。 「これは、イヌではないのでは?」疑念を抱いた張さんは、武漢動物園の獣医に鑑定を依頼。 なんとポメラニアンは人工繁殖されたホッキョクギツネであることが判明した。