>  2008/12/14 (日) 18:56:59        [qwerty]
> > 穴あけて針金つっこんで黄身割ってグールグール回すんだ
> > 遠心力で黄身が外に寄れば出来る
> > でも中々成功しない
> 今度からゆで卵作る時は毎回試してみるか(;´Д`)楽しいイベントだな

    「黄身返しのたまご」(きみがえしのたまご)とは、江戸時代に書かれた
「万宝料理秘密箱」(まんぽうりょうりひみつばこ)という料理書に載ってい
る、黄身と白身が逆転している(黄身が外側で白身が内側)ゆでたまごのこと
です。 
    この本は天明5年(1785年)に刊行されていますが、この中の「卵百
珍」(たまごひゃくちん)というたまご料理の項で、以下のように「黄身返し
のたまご」の作り方が紹介されています。 
    <作り方>(原文を現代文に直したもの) 
    新鮮な地卵を針で頭(かしら)のほうへ一寸(約3cm)ばかり穴をあ
け、糠味噌(ぬかみそ)へ三日ほど漬けておいてから取り出し、水でよく洗
う。これをゆでたまごにすると、たまごの黄身と白身が入れ替り、中の黄身が
外側になり、白身が真ん中に入る。これを黄身返しという。 
    <解説> 
    新鮮な地卵:実際には有精卵であることが条件とされています。 頭(かし
ら)のほうへ:たまごの鈍端(気室のある丸い方)のこと。 穴をあけ:卵黄膜
が破れるくらいの長さの針で穴をあけます。 
    実験によると、有精卵でかつ3日程度経ってからのものが卵黄膜が破れた
ときに黄身と白身が入れ替りやすいようです。(黄身と白身の含んでいる水分
量の変化によるものと考えられています) 


これでどうだ

参考:2008/12/14(日)18時48分38秒