2008/12/19 (金) 17:27:26        [qwerty]
野球の世界でもアメリカ型の戦力均衡の声が地方からあがらないのは、東京にマスメディアが 
集中し、東京の考えに染められているからだろう。同様に東京にメディアが集中しているため、 
東京の論理で政治が進められる。 

派閥が実質解体して、地方に有力政治家がいなくなったことは措(お)くとしても、東京の 
メディアに受けのいい人間しか首相になれなくなったため、小泉政権以降すべての首相が 
子供のころから首都圏で教育を受けた人間になった。 

実際、東京で集めた税金が地方で使われることが無駄であると公然と論じられてさえいる。 

プロ野球のフリーエージェントでも、有力選手を引き抜かれた球団は金銭的補償を受ける。 
しかし、地方は地元で教育した優秀な人材を東京に供出しても、何の見返りもない。実際、 
東大をはじめとする東京の名門大学に地方から入学する人間が、ほとんど地方に帰って 
こないのである。