イスラム過激派組織ハマスがクリスマス中にイスラエルに攻撃を行い、その報復攻撃として イスラエルが反撃、双方の紛争が続いているが、それぞれの爆撃の様子を映した動画が 刻々とYouTubeで掲載、議論を巻き起こしている。イスラエル側は過去5日間のハマスによる ロケット攻撃の様子を映した画像を掲載、ハマス組織への世界的警戒をアピールしている。 その後ハマス支持者らが、動画内容が攻撃的であると申告したのを受け、YouTubeは 12月30日にハマスによる攻撃動画を一時的に掲載中止にしたが、数時間後に「一部視聴者には 不快な内容となっている」との断り書きを付けた上で掲載を再開した。 インターネットが発達した現代において、紛争ではウェブ上の動画共有サイトも 新たな戦場となっている。イスラエルはハマス組織に対する世界的警戒心を高めるために、 次々と動画を掲載している。イスラエル軍部によると、イスラエル側が掲載した ハマスの攻撃に関する動画の閲覧数は29日以来23万回を超えているという。