2009/01/19 (月) 11:53:14        [qwerty]
12月28日。病室のベッドで目を覚ました竜児は、ベッドサイドの鏡を見た瞬
間、まず自分のルックスに驚いてしまう。……そして気付く。自分の名前
も、どういう人間だったかも思い出せないことに。
 そこに見知らぬ小柄な美少女がやってきて、竜児が意識を取り戻したこと
をよろこぶ。その少女は立て続けにしゃべりかけてくるのだが、彼はそれに
1つも答えることができない。どうやら本当に記憶喪失になってしまったら
しい。
 竜児は少女に対し、少女の名前はおろか自分自身の名前すら思い出せない
ことを切り出す。少女は最初はからかわれていると思ったが、やがてそれを
信じはじめる。少女の名前は、タイガー…いや、大河というのだそうだ。
 とりあえず医者を呼んでくる、と病室から去ろうとする大河だが、その間際に竜児へ1つの質問を投げかける。

「イブの夜、何があったかも覚えてない?」

http://news.dengeki.com/elem/000/000/133/133477/