台湾製不良電解液によるもの 2001年から2002年ごろにかけて製造されたマザーボードに搭載された台湾製の 電解コンデンサが1~2年の使用で膨張や液漏れ、破裂といった現象が多発し 特に自作パソコンユーザーの間では物議を醸した。 この事例で問題となった電解コンデンサは、低ESR品と呼ばれるタイプで 元々は日本のメーカーが得意とする製品であった。 しかし、台湾の電解コンデンサメーカー各社に電解液を供給している業者が 日本のメーカーの技術を真似て低ESR品用電解液を製造・販売したが 真似た技術のいくつかに欠落した点があったため、このような事態となった。