> 2009/02/22 (日) 18:37:32 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > その明くる日も、ごんはくりを持って、
> > 兵十のうちへ出かけました。兵十は、物置でなわをなっていました。
> > それで、ごんは、うちのうら口から、こっそり中へ入りました。
> > そのとき兵十は、ふと顔を上げました。
> > と、きつねがうちの中へ入ったではありませんか。
> > こないだ、うなぎをぬすみやがったあのごんぎつねめが、
> > またいたずらをしに来たな。
> > 「ようし。」
> > 兵十は立ち上がって、なやにかけてある火なわじゅうを取って、
> > 火薬をつめました。そして、足音をしのばせて近よって、
> > 今、戸口を出ようとするごんを、ドンとうちました。
> > ごんは、ばたりとたおれました。
> >
> > 兵十はかけよってきました。うちの中を見ると、
> > 土間にくりが固めて置いてあるのが、目につきました。
> > 「おや。」
> > と、兵十はびっくりして、ごんに目を落としました。
> > 「ごん、おまい(おまえ)だったのか、いつも、くりをくれたのは。」
> > ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
> > 兵十は、ひなわじゅうをばたりと取り落としました。
> > 青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。
> バーン!ドサッ
ヘーイジュー(;´Д`)
参考:2009/02/22(日)18時36分54秒