2009/03/01 (日) 19:02:12        [qwerty]
「まずは僕の包丁技を堪能してもらうよ。」 
股間の柳刃包丁をぞろりと抜き出す奥万倉。その細長くも鋭い包丁は、ぴちぴちとサヨリのように暴れている。 
「行くよ関口君!」 
「うああっ!」 
堪らない速さで奥万倉は将太の菊門を刺し貫く。鮮血が飛び散り将太の菊門と奥万倉のサヨリを朱に染める、その艶やかな姿はまさに大輪の菊。 
「これぞサヨリ万寿菊の型!」 
喜悦の声を高らかに上げる将太。 
「ああっ。皮ぎしの脂が!滑らかで!いいっ!」 
そう、奥万倉は左手で己の柳刃の皮をすばやく剥く事で、滑らかな亀頭を作り出していたのだ! 
バオッ!ガオッ!状況に似つかわしくない轟音を響かせながら、奥万倉は将太の直腸に見事な鹿の子包丁を刻んでいく。 
「くっ…。見事なしまりだ関口君!」 
おもむろに、奥万倉は右手の人差し指を、既に柳刃の突き刺さった穴に突き立てた。 
「ひああっ…!つ、冷たい!」 
「氷水に右手を浸していたのはこのためさ。」 
突然の冷感によって急激にしまる将太の尻穴。その圧力に奥万倉は限界を迎える。 
「父さん、母さん、親方…。見ていてください!」 
絶頂のその時、奥万倉は将太からその包丁を引き抜き、赤黒い血液の混じった白濁を、将太の臀部全体に放った。将太の尻に豪奢な花が咲き誇る。 
「これぞサボテンの花!」 
全身の力を放ち切った奥万倉はその場に崩れ落ち、二度と立ち上がる事は無かった。 
将太は開会式での上着の臭いを思い出し、鼻の奥につんとしたものを感じた。 

「次は、俺だな――」 
その黒さ、その太さ、そしておじ様うっとりの見事な五分刈り。 
マグロ哲。清水哲也であった。