> > 有名な松平信綱(伊豆守)の実父は、大河内金兵衛と言った。 > 金兵衛はかねてから、「古田織部と言う人は、普通の死に方はしないだろう」 > と語っていたが、はたして大阪の陣の折、織部は切腹を命ぜられた。 > 金兵衛の周りの人々はこれを不思議に思い、どうして織部の死を予言できたのかと > 尋ねると、 > 「織部と言う人は、世の宝を損なう人だった。例えば掛け物が長すぎると言って切り捨てたり、 > 傷一つない茶碗や茶入れをわざわざ割って、それを修繕したあとを、景色が面白い > などと言って楽しんでいた。 > 世の宝物と言うべきものを、傷物にして面白がるような人は、まともな死に方はしないだろう。 > そう思っていただけだよ。」 > と、答えたと言う。 朝日新聞をいましめる故事だね 参考:2009/03/18(水)00時39分38秒