同省によると、日本では過去20年間で小児ぜんそくの患者の割合(罹患(りかん)率)が 2~3倍に増えた。ダウン症の発生頻度も過去25年間で倍増しているほか、 小児肥満や小児糖尿病など代謝・内分泌系の異常の増加も目立つ。 増加の背景には子どもをめぐる環境の変化があると推定されるが、 どんな環境要因がどうかかわっているかは不明だ。