2009/03/30 (月) 17:43:15 ◆ ▼ ◇ [qwerty] 人気声優、あさのますみさん(31)が児童向け小説「はじめての魔法(マジカル)クッキー」(角川つばさ文庫)を出版した。
魔法使いの女の子が、同じ年の小学生と一緒に暮らしながら成長するという物語。あさのさんは「何事でも強く願って頑張
れば、できないことはないということを子供たちに伝えたかった」と話している。
10年前に声優デビューし、「浅野真澄」としてテレビアニメなどで活躍するあさのさんは、幼少時は絵本が好きで、文も絵
もすべてを暗記していたという。本を書く仕事が夢だった。
2年前に童話「ちいさなボタン、プッチ」が「おひさま絵本・童話大賞」(小学館主催)で最優秀賞に輝いたのをきっかけに
「あさのますみ」としての執筆活動も本格化。今回初めて小説に挑戦した。主人公は「ものを甘くする魔法」しか使えない
空色魔女のウル。あこがれの魔女を目指して奮闘する。
「長い文章を書けるかどうか、怖かった。大失恋を味わったときよりも大変で、ヒロイン2人がお互いを好きになる瞬間など、
書きたいことを人に伝える難しさを痛感しました」
小説の最後で主人公の努力は報われる。そこにメッセージを託す。
「私も才能があって声優になれたわけじゃない。本気で努力した。夢を持って、自分はできると信じないと道は開けない」
あさのさんはラジオ番組のパーソナリティーとしても活躍している。その経験が会話表現に役立ったという。「番組を進める
上で、ゲストと楽しく会話をする方法をいつも考えている。それが、ヒロイン2人の言葉のかけ合いを面白くしてくれたように思えます」
けっ(`Д´)