いったん下ろした足を再び上げる2段モーションは、今や日本プロ野球界に まん延している。両リーグ審判部が今月、12球団に配布した「注意すべき 投手」は約120人に上った。この日は具体名を挙げての討議は控えられた が、既にクルーン(横浜)や岩隈(楽天)らが注意を受けている。 会議は西武・荒木、阪神・久保投手コーチらも同席。習得したフォーム修 正は困難が予想され「投手にとっては死活問題」(ソフトバンク・王監督) 「明確な基準はあるのか」(横浜・牛島監督)と紛糾の後、「ルール通りに する」(巨人・堀内監督)で一致した。