「誤探知」は伝達ミス 政府は4日午後0時46分、北朝鮮が日本海側の咸鏡北道舞水端 里の発射施設から長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょ うたい)の発射の発表を誤探知だったと訂正したが、実際には誤 探知ではなくEm-netシステム上の通知経路における伝達ミスであ ったことが判明した。 同システムは米国のミサイル監視機構より伝達された情報をリア ルタイムで同機構日本支部(防衛省・東京大手町)の職員がディ スプレイを目視し確認後、即座に情報伝達ソフトの送信ボタンを クリックするというもの。職員がマウスに手をかけていたため、 極度の緊張等により誤ってクリックをしてしまったことが原因と みられる。防衛省は「現在原因を調査中である」とコメントして いる。