>  2009/05/08 (金) 10:41:23        [qwerty]
> > また君か
> この作品、見ていて面白くはあるのだけれど、自分の中ではどう構えて見れ
> ば良いのか分かりかねていて、素直に評価できない部分がある。
> 一番は、物語性の薄さだろう。
> 「軽音楽部が舞台」というだけで、目標を掲げて活動する訳でもなく、楽器
> を肴に女の子がキャッキャウフフフしているだけだから。
> また、萌え系作品であるのにどのキャラクターも薄いというのもポイントと
> してあげられるかと思う。
> デザインとしてのかわいさ(萌え)は、好みの問題はあるにしても、萌えの
> ツボからそう外れては居ないのに、キャラ付けがそこまで萌え萌えしてない
> のでは無いだろうか。本気で萌えを狙い切っていないと言うか。
> 主人公・唯のどことない「主人公っぽくなさ」は多くの視聴者・読者が感じ
> ているだろうし、その他のメンバーについて「何キャラ?」と考えてみても、
> はっきりした答えが出てこない。(余談だが、作中で最もいじられる(≒キャ
> ラが濃い)澪が、観測範囲で一番人気というのは考えてみると面白い)「萌
> えアニメ」と括って考えるのにも、少々無理がありそうだ。
> 物語性は薄く、萌えどストレートを狙った作品でも無いらしい。
> では、何が受けているのだろう。
> 見ていて思ったのが、きれいな(かわいい)「女の子の生態」を見つめるア
> ニメなのではないか、という事。
> あくまできれいな・かわいい部分である事が重要で、濃いめの少女マンガや
> 昼ドラのような、ドロドロした人間関係や心理描写は立ち入る隙が無い、と
> いうのがポイント。(なお、俺の様な下種な人間はだからこそ「汚す」方向
> の想像力を働かせる訳だが)徹底したピュアさは、この作品の「まったり」
> だとか「ほんわか」な空気感をゆるぎないものにしている。
> そして、視聴者が軽音部の一員であるかのようなアングルが多く、「不可視
> の5人目の部員」という椅子に座らせようという意図が感じられる。
> 恐らくこのアニメを心底楽しんでいる人は、喜んでその椅子に座り、ニヤニ
> ヤ女の子達を見つめているのだろう。
> 俺の様な捻くれ者は、「ちょっとそれってキモくないですか…」などと、自
> 分の事を棚に上げまくって素直に楽しめないのだろう。

「女の子の生理」を見つめるアニメなのではないか、に見えた

参考:2009/05/08(金)10時40分00秒