レッシグと会って、そうだ、観たくないものをフィルタリングばかりしていては民主主義は 栄えないのだと思い出して、いままでフィルタリングしていた有害コンテンツを続けて観ようと決意。 皮切りに映画『デビルマン』の DVD を観ちまったが……期待がものすごく低かったので、 目玉をえぐりだしたい衝動には駆られずにはすんだ。ただただ、情けないばかりだった。 富永愛は、脱がなかったので主犯格扱いに罵倒されていたし、確かにそれはそれはひどいもの だったけれど、彼女がたとえもう少しがんばっても、あれは救えなかったと思う。 最初のうちは、なにやら不条理演劇でも観ているような倒錯した楽しみが、ちょっとくらい ないわけではなかったし、中学の学園祭の下手なバンドを愛でるような暖かい気持ちも、 無理をすれば抱けなくもない部分があったが、一時間たつ頃にはもう泥のような諦観の中に 漂い続けるばかりでございました。が、これも民主主義のためなんですね、レッシグ先生! さて次はキャシャーンでも観るか。 山形さん(;´Д`)若干元気になったのかな