2009/05/19 (火) 22:21:43        [qwerty]
今年開幕したプロ野球・関西独立リーグで、運営会社が3月末に所属4球団へ支払う予定だった
「リーグ分配金」計1億2000万円が未払いになっていることが19日、わかった。
現在、各球団は運営会社と連絡が取れない状況が続いているという。
球団側は同日
夜に対策会議を開く予定だが、新たなスポンサー探しも視野に入れるなど、独立リーグからの“独立”も避けられない存続危機に立たされている
球団関係者によると、各球団への分配金は3000万円ずつで、当初は3月31日までに入金される予定だった。
だが、大阪市内にある運営会社が「リーグ内で当社を排除する動きがある」などとして遅配。
4月初めには各球団代表者が「分配金は選手の給与以外の用途に使わない」との念書まで書かされたという。
その後も先送りが繰り返され、今月に入って運営会社が「毎月400万円ずつ分割払いする」との内容で球団側と合意したが、
19日午前までに入金はされていない。現在は、運営会社とも連絡が取れない状態という。
球団関係者は「入金の約束を再三にわたって反故にされ、遅配理由の説明もない。もう当てにできない」と怒り心頭だ。
“ナックル姫”で人気の吉田えり投手(17)が所属する神戸球団では、すでに選手らに事情を説明し、
今月の給料の支払いが遅れる可能性があると通達。さらに「今月を乗り切れても、来月以降は厳しい」と話している。
19日夜に4球団の代表が集まり、今後の対策を協議するが、
独立リーグからの“独立”も含め、厳しい決断を迫られることになりそうだ。