同庁では、不審者の割り出しを進めると共に、現場に残された大量の血痕や 微物から犯人の特定を進めていた。執拗(しつよう)な刺し傷などから高窪さんに 深い恨みを持った人物の犯行の可能性もあるとみて、関係者から事情を 聞いた結果、山本容疑者が浮上した。