韓国の推定によれば、北朝鮮は18万人もの特殊部隊を備えている。 彼らが受けている訓練は過酷そのもの。重さ25キロの砂袋を背負って1時間で10キロも歩いたり、 寒冷な天候下でも長距離の移動をこなすことが可能だ。さらには武術の訓練を受けており、 3人から15人の敵と同時に戦ったり、果てはスプーンやフォークのようなそこらにある物を 武器とする訓練まで受けているという。こうした特殊部隊は地上からの突撃、空中からの降下、 38度線の非武装地域に作られた秘密トンネル、また海からの上陸といったさまざまなルートを駆使して 目的地に到達するという。