2009/06/22 (月) 21:02:47 ◆ ▼ ◇ [qwerty]F22調達停止 司令官が異議
アメリカ空軍の司令官が、最新鋭戦闘機F22の調達を停止するというゲーツ
国防長官の方針に異議を唱える形で、調達継続の必要性を訴えた書簡を議員に
送っていたことがわかり、F22をめぐってゲーツ長官と現場の司令官との足
並みの乱れが表面化した形です。
F22をめぐっては、ゲーツ国防長官が、高額であり、冷戦時代の古い思想に
基づいて設計された戦闘機だとして187機で調達を停止し、来年度以降は発
注しない方針を打ち出していますが、議会の間では、生産にかかわる労働者の
雇用を維持する観点から調達を継続させ、日本への輸出解禁を目指す動きが活
発になっています。こうした中、アメリカ空軍・航空戦闘集団の司令官を務め
るコーレー空軍大将がF22の調達停止に反対している上院議員の一人に書簡
を送ったことがわかりました。NHKが入手した書簡によりますと、コーレー
司令官は「F22が187機だけでは、短期的かつ中期的にみて軍の戦略の遂
行を大きな危険にさらすことになる」、「わたしが知るかぎり187機が適当
な数だという研究はない」などと主張し、F22の調達継続の必要性を強く訴
えています。これは、ゲーツ長官の方針に正面から異議を唱える内容ともい
え、F22をめぐって国防長官と現場の司令官との足並みの乱れが表面化した
形になりました。
http://www.nhk.or.jp/news/k10013774851000.html#