日本人は手先が器用で、“ものづくり”がお家芸などというのは、もはや幻想でしかない。 “匠”と呼ばれる博物館入りするような名人は確かにいるが、それは希少な存在だ。 日本人の手先が器用というのは、農村から集団就職して都会に人が集まった50年も前の話で、 今の若い世代はナイフで鉛筆一本削れない。ゲームにパソコン、受験勉強のおかげで視力も悪い。