小学生の頃からノートに鉛筆書き漫画を書いてきて 周りの人たちからも絵が上手いって褒められて 将来は漫画家になるんだと思って漫画入門みたいな本を読んで Gペンとかケント紙とかも買い揃えて 高校生になってバイトしたお金ではじめてオフセット同人誌を作り 地元の同人誌即売会に申し込んで当日ダンボール持って会場入りしたら 客よりも参加サークルの人間の方が多いような有様の即売会で 当然本なんか売れるはずもなく こうなったらコミケだ!全国区に同人デビューだ! と意気込んでコミケに参加してみたら 両隣のサークルが明らかに自分よりも数段上手くてしかも話も面白くて 自分の同人漫画が急にみすぼらしいものに思えてきてしまい 結局コミケでも一冊も売れず泣きながら帰路につき それきり漫画を描くのをやめてしまった俺は挫折系屑人間,