2009/07/21 (火) 04:18:03        [qwerty]
人殺しの誘拐犯が、偽の時限爆弾でカナンを騙して殺しをさせようとしてる
という異常な状況に対してのマリアの反応が、完全にスルーされてて
カナンが人殺しをするのをマリアが見て拒絶する、という展開としてしか機能してない

マリアが一方的な加害者である人殺しの誘拐犯のルールをすんなり飲んでるのも
カナンがマリアの叫びに反応しないのも、そういう展開にしたいから、が先に来てる印象

・なぜマリアは目の前で人を殺した誘拐犯の言うことを信じるのか?
・カナンが確実にマリアは死ぬと誤解して必死になってるのを、マリアはなぜスルーするのか?
・マリアを助ける手段が、誘拐犯を殺すことしかないとマリアはわかってるのに
 なぜ「カナンに殺しをさせない為に」偽の爆弾であることを告げなかったのか?

カナンが人殺しをしたのを見てショック受け拒絶するマリア
というとこだけ切り取れば、キャラの感情として成立してるんだが
そこにいたる過程が、キャラをマリオネットにしてるかのような段取り芝居になってる
疑問と言うより、キャラの立ち位置を浅いところに置いた、よくある薄いシナリオになってるのは残念だ