21日の衆院解散により、与野党の真夏の長い選挙戦が始まった。民主党による政権
交代が実現するならば、日本の権力構造に転換が訪れるともされているだけに、
韓国ブロガーたちも高い関心を示している。

ブロガーのパク・グンは、「最近、日本の選挙にとても関心がある」と言う。その理由は、
隣国であること、日本がアジアでそれなりに民主主義体制が機能している国であること、
そして自民党の‘55年体制’が崩れる可能性が高いこと、に因るという。

そして、「新聞の世論調査によると『次期政権にふさわしい政党』に民主党を選んだ比率
は56％にもなるそうだ。本当に驚くべき数値」と述べ、民主党の政権交代は確実である
と推測する。また、「今回の選挙でもうひとつ関心があるのは、日本共産党がどれだけ
伸びるかである」と言う。

「日本の共産党は1960年代の全共闘以降、地方に根付いた組織構成で政党を固めて
きたが、今回の民主党への追い風が共産党にどれだけプラスに働くのだろうか」
「民主党が衆院選で過半数を得られなければ、共産党と連立する可能性もあるが、
今のところ民主党の圧勝が予想され、連立の可能性は低いだろう」と述べる。

「とにかく、日本の‘小さな’進歩が実現することを願う。それを作るのは、まさに日本
国民たちの選択にある」と綴っている。（編集担当：橋本あゆこ）,