土蔵の地面の固い土を掘り起こさんとするかのように 靴をガシュガシュと激しく擦りつける。 その靴の脇から黒い餡子が徐々にはみ出して来た。 「ゆ・・・ゆ・・・ゆ゛ぎゃあ゛あ゛ぁ゛ぁぁぁ!!!!!!」 最初に口を開いたのは一匹の赤れいむだった。 「ゆぎゃあぁぁぁ!!!ばりざのがわいぃあがぢゃんがぁぁぁぁぁ!!!!」 「ぉぼっ!・・・どぼっ!どぼぉじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉっ!?!?」 「れいびゅの いみょうちょがぁぁぁぁ!!!」