2009/07/28 (火) 23:53:00        [qwerty]
「まっでぐだざいぃぃぃ!!!!」

ゴクリと生唾を飲み、いよいよ右足を叩きつけようとする。
その寸前、親まりさの大声が響き渡った。
お楽しみの瞬間を邪魔され一瞬イラッとはしたが、
完全に心をへし折ったと思っていた親まりさからの思わぬ介入に少し興味をそそられ、
しばしの逡巡の後、持ち上げた右足を赤れいむボールの手前にそっと降ろした。

「おにいざぁん!!!なまいぎいっでずびばぜんでじだぁぁ!!
までぃざがわるがっだでずぅぅ!!
までぃざはよわっぢぃ くずで あだばのわるい ゆっぐじでじだぁぁ!!!
ゆっぐじじないで はんぜいじまじだぁぁぁ!!!!
だがら・・・!だがら・・・!
おねがいじまずぅぅぅ!!!
あがぢゃんば!!あがぢゃんだげは ゆるじでぐだざいぃぃぃ!!!
までぃざはどうなっでもいいでずがらぁぁ!!!
おねがいじまずぅ!!どうがおねがいじまずぅぅぅ!!!」

涙を流し、絞り出すような声で赤ゆっくりを助けて欲しいと懇願する親まりさ。


「まりさはどうなってもいいの?死んでもいいの?
赤ちゃんの替わりにさっきよりも恐くて痛くて苦しい思いをしながら殺されてもいいの?」

俺の問いかけに、目玉を潰され、餡子を掻き混ぜられた時の痛みを思い出したのか、
一瞬ビクッと震える親まりさ。
しかし、迷いはその一瞬だけだった。

「ばいぃぃぃ!!どうなっでもいいでずぅぅぅ!!!!
だがら、あがぢゃんだぢばだずげであげでぐだざぃぃぃ!!
おにいざぁん!おねがいじまずぅぅぅ!!!」

ガタガタと震えながらもはっきりとした声で言い切った親まりさ。

そして呼応するように今度は親れいむまでもが声を上げた。

「れいぶもおねがいじまずぅぅぅ!!
れいぶもどうなっでもいいでずがら
あがぢゃんだげは、ゆるじであげでぐだざいぃぃぃ!!!」

夫婦揃って赤ゆっくりの命乞いを始め出した。