> 2009/08/01 (土) 14:16:20 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 雁屋哲の美味しんぼ日記 1
> とにかく凄いよね。
> 1990年からの失われた20年と言うのが凄い。
> 日本の近代史上、これだけ不景気が長く続いたのは、
> 戦時中を除いて初めてなのではないか。しかも、この先展望がないと来ている。
> 失われた20年どころかか、更に10年20年と失い続けて、
> 30年後には日本は中国の属国になるだろう。
> その前触れとして、今日のニュースで、秋葉原LAOXが
> 中国の会社の傘下に入ったこと知った。
> LAOXのMAC館は私が秋葉原に行くと必ずのように寄ったところだ。
> 駐車場が便利なこともあって、LAOXはずいぶん利用した。
> そのLAOXが成績不振であることは知っていたが、中国の物になってしまうとは信じられないことだ。
> 中国は、今年中に、日本をけ落として世界で二番目の経済大国になるそうだ。
> 長い間眠っていた獅子・中国が、今や目を覚まし活発に活動を始めた。
> それに反比例して、日本は、真っ逆さまに転落していく。
> 20年後には、かなりの日本企業が中国の企業の参加になっているだろう。
> 日本人が働いて、中国人の懐を潤す、という経済構造になる。
> 今の官僚は、省益第一、国益第二だから、国を良くすることなどに力を使わない。
> 我が亡き後に洪水は来たれ、の精神だから救いがない。
> いま、新聞でも週刊誌でも、もはや民主党が次期政権を握るように書かれているが、
> そんなに簡単にはいかないだろう。
> この一ヶ月、自民党も、官僚たちも必死になって、
> 民主党に攻撃を仕掛けてくるだろう。
> 鳩山代表の献金問題も、その一つだ。
> どんなことでも、見つけ出してきて、民主党を攻撃して、
> 自民党が政権を失うことを防ごうとするだろう。
> 特に、官僚たちは必死だと思う。
> 麻生首相が先頃成立させた15兆円もの補正予算の9割が、
> 官僚の天下り先の団体に配られたり、
> ハコモノ建設を復活させたりするだけで
> (ハコモノ建設も官僚が甘い汁を吸うだけの物)、
> 民間には、1割しか回らないという。
> そのような、すてきな自民党がいなくなったら、官僚たちはみんな困る。
> 警察、検察は勿論、全官僚が総動員されて、民主党の弱点を暴き出すだろう。
> この一ヶ月、自民党と官僚たちが、
> どんなことを仕掛けてくるか、これはちょっと久々の見ものだ。
> 50年以上権力を握り続けた自民党だ。
> 社会の隅々にまで網を張っているだろうし、
> 官僚に至っては、明治時代からの権力機構を維持している。
> その蓄積した力は恐るべき物がある。
> 簡単には、官僚天国を明け渡すはずがない。
> なんだか、アメリカのテレビ映画のように、
> 陰謀、また陰謀なんて事になるかも知れないな。
> これで、民主党が政権を握ったところで、大した変化は起きない。
> 官僚の盤石の基盤が簡単に崩れるとは思えない。
> 一年、二年で目に見える成果を上げられなかったら、
> 浮気な国民はすぐに民主党から離れるだろう。
> 今度の選挙で、どれだけ自民党が壊れるかによるが、
> 中核の部分が残っていれば、民主党の失敗につけ込んで
> またひっくり返せるかも知れない。
> とにかく、この一ヶ月の、自民党と官僚たちの民主党に対して、
> どんな攻撃を仕掛けてくるか、スリル満点である。
> この数週間で、麻生首相がえらく、みすぼらしくなった。
> オーラも何も発することのない、ただの、アラコキおじさんになってしまった。 ふと考えたが、失われた20年なんて、簡単に言うが、
> いまの40歳以下の人間は、高度成長期、バブル経済期の
> あの華々しい時代を知らないのだ。
> いいことを何も知らずに生きて来たのだ。なんて可哀想なんだろう。
> 大学を卒業しても就職先がないなどと言う話も聞く。
> 1969年に私が大学を卒業したときは、学生1人に、
> 大企業3つか4つ学生を求めてやってきた。
> 私達はどこへ就職するのもより取り見取りだったのだ。
> そんなことはもはや夢のまた夢となってしまい、
> 気がついたら、不況、不況で、
> 韓国、台湾、中国に次々に経済的に抜かれていって、
> 大会社が正規雇用を不正規雇用に変えて、
> 労働者を使い捨てにした上での利益確保という、
> およそ道徳心も何も無い社会になってしまった。
> 若い人達は、何一つ楽しいことを味わった経験もない上に、
> 厳しい現実を見せつけられ、不安と、自信喪失で弱気になってしまう。
> これは辛いだろうな。
> うーん(;´Д`)
長文UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
参考:2009/08/01(土)14時15分12秒