外務省の児玉和夫報道官は4日の記者会見で、オバマ米大統領の米中関係の演説を巡り、 「米中関係が最も重要と話したとの報道は不正確だ」と指摘した。 問題となったのは、先月27日にワシントンで開かれた「米中戦略・経済対話」での 大統領演説。「『米中関係が世界のどの2国間関係より重要だ』と述べた」などと 日本の一部メディアで報道されたが、外務省が在京米大使館に確認したところ、 大統領は「どの2国間関係にも劣らないほど重要だ」と述べていたことがわかったという。