石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」 というたんぱく質が形成される。フェリチンは大気中などにある 放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。 研究チームは、高濃度のラジウムが出す放射線で強力な内部被ばくが起き、肺組織の 遺伝子を損傷させてがんを発生させると結論付けた。