2009/08/08 (土) 10:47:43 ◆ ▼ ◇ [qwerty]「女性の自由が尊重される車両を」
秀里 音子(学生 22歳 東京都)
11月21日付「気流」欄の「女性専用車ではマナーを守って」に
反論する。車内での化粧や飲食やおしゃべりがマナー違反だとの
主張だが、マナーとはその時々の社会情勢によって変化するもの
であって、現在では車内での化粧も飲食もおしゃべりも当たり前
となっている以上、そのような考え方は時代遅れだと思う。
仮にそれらがマナーに反する行為であるとしても、明確な法律
違反ではない以上、マナーよりも個々の女性の自由が尊重される
のが当然だ。
女性専用車両に乗らない女性がいたとしても、マナーの問題が
原因だという証拠は無いし、女性が女性専用車両に乗らなければ
いけないという決まりがあるわけでもない。女性専用車両の存在
意義は些かも揺らぎはしない。
しかしながら、万一マナーの問題から女性専用車両を避け一般
車両に乗る女性がいるとして、その女性が一般車両の車内で痴漢
被害に遭ってしまうのでは由々しき問題である。
そこで、1編成における女性専用車両の数を増やし、化粧室や
飲食コーナーや談話コーナーを設置することを鉄道各社には要望
する。これならば車内のマナー問題も解消することができる。
女性の安全と快適性のために導入された女性専用車両である。
どのような理由であれ、女性から専用車両への批判的意見が出る
ようなことはあってはならない。すべての女性客に自由と快適性
が保証されるサービスを、鉄道各社は心がけるべきである。