8日午後9時20分頃、三戸町目時のリンゴ園で、 このリンゴ園を所有する同町目時岩見ノ下、農業山下重男さん(78)が、 農薬散布車の運転席で、リンゴの木の枝に胸を挟まれているのを家族が見つけ、 119番した。駆けつけた救急隊員がまもなく死亡を確認した。 三戸署の発表によると、山下さんは同日午後、農薬をまくために 作業車を運転して自宅を出た。枝は高さ1・3メートルほどの場所にあり、 直径約10センチだった。 山下さんが前方の枝に気付かずに進行し、はさまれた可能性があるとみて、 同署が詳しく調べている。