駿河湾を震源とする11日朝の地震は、日本列島の下に沈み込む フィリピン海プレート(岩板)の内部で起きた。地震の規模を表すマグニチュード(M)は 6.5。一方、想定する東海地震の規模はM8程度だ。 一般に、マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは32倍になるといわれる 。防災科学技術研究所の小原一成センター長は「想定の東海地震の規模は、 今回の約200倍にあたる」と分析している。