ミツバチが大量に失踪(しっそう)する謎の病気CCD(蜂群崩壊症候群)は、 ミツバチのタンパク質合成機能を「乗っ取る」ウイルスの大量増殖によって引き起こ されている可能性がある-3日までに発表されたある研究で、こんな結論が出された。 米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された同研究によると、CCDが観察 されたミツバチの細胞内では、「タンパク質工場」として機能する細胞器官、 リボソームが粉々になっていた。イスラエル急性まひウイルス(IAPV)や羽変形 病ウイルス(DWV)といったウイルスがリボソームの異常を引き起こし、ミツバチの 病気・ストレス耐性を低下させている可能性があるという。