総務省は4日、地上デジタル放送の緊急地震速報がアナログ放送より約2秒遅れる問題で、 遅延時間を技術的に0.5秒にまで短縮できるものの、そのためには地デジ対応テレビや チューナーなど受信機の仕様の一部を変更する必要があると発表した。同省はテレビなどの 仕様を見直すための制度変更に取り組む構えだが、すでに普及している受信機の改善策を どうするかが問題になりそうだ。