> > 何かの卵を両手で抱え > > ぁゃιぃの門の前に少年はいた > で? 「たのもう」 少年は細い声を張り上げた。 「たのもう」 門は開かない。今は真夜中である。 「たのもう」 少年は繰り返す。 「たのもう」 いつしか朝日が横たわる少年の頬を照らしていた。 少年はもはや息をしていなかった。 門には京都23号路3番に転居せりと書かれていた。 少年はアメリカ人だったのデース。 参考:2009/09/08(火)14時55分36秒