>  2009/09/09 (水) 01:25:36        [qwerty]
> 京都市伏見区桂川河川敷で2月1日、無職片桐康晴被告が、
> 認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の
> 初公判が19日に行われた。
> 事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、
> 母と相談の上で殺害したというもの。
> 片桐被告は母を殺害した後、
> 自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。
> 片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。
> その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。
> 母は05年4月ごろから昼夜が逆転。
> 徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。
> 片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、
> 9月に退職。
> 生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。
> 介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。
> カードローンの借り出しも限度額に達し、
> デイケア費やアパート代が払えなくなり、06年1月31日に心中を決意した。
> 「最後の親孝行に」
> 片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、
> 2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で
> 「もう生きられへん。此処で終わりやで。」などと言うと、
> 母は「そうか、あかんか。康晴、一緒やで」と答えた。
> 片桐被告が「すまんな」と謝ると、
> 母は「こっちに来い」と呼び、
> 片桐被告が母の額にくっつけると、
> 母は「康晴はわしの子や。わしがやったる」と言い、強く抱きしめた。
> この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。
> 母の首を絞めて殺し、自分も包丁で首を切って自殺を図った。
> 冒頭陳述の間、片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。
> 肩を震わせ、眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。
> 裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に
> 失職等を経て追い詰められていく過程を供述。
> 殺害時の2人のやりとりや、
> 「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介。
> 目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、
> 刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。

母親の年金が貰えなくなるのにどうするんだろう(;´Д`)

参考:2009/09/09(水)01時23分46秒