1985年8月、日航ジャンボ機が墜落し、乗っていた不二家の社長が死亡す る。恐怖に襲われた不二家経営陣は、小佐野=ロックフェラーに銀座周辺の土 地を全て売却した。「怪人21面相」による不二家脅迫は、以後一切消えて無 くなる。「怪人21面相」による不二家社長への「死の宣告」はこうして実現した。 ジャンボ機墜落で日航株式は暴落し、期待外れとなった三洋興産は、日航株式 15%を小佐野=ロックフェラーに全て売却した。