この、フリッパーズギターの史上最もハートフルな今回の このシングルは、激しく腰をシェイクするようなB’zのリズムと、 布袋寅泰を思わせるハード・エッジなギターサウンド、 時にクールで時には熱く、ハートを締めつけるボーカルは 氷室京介のよう。ちまたで話題のマンチェスター・サウンドの 取り入れ方は、日本一のマンチェスター通のGO-BANG’Sか 電気グルーヴか。どこかコミカルで裏がありそうな歌詞は ユニコーンの名作「命果てるまで」と肩を並べ、それでいて骨太 なところが見え隠れするあたり、往年のパンタを思わせるが、 ロックという型におさまりきらないのはTHE BOOMにも通じ、 大江千里のような隣のお兄さん的な親しみ安さの中にのぞく BUCK-TICKゆずりの退廃美ともあいまって、KANの 「愛は勝つ」にも勝るとも劣らない、がんばれよ! 寂しいのはお前だけじゃないんだぞ、と万人にアピールする 優しさをよりリアルにかもし出す1曲となっており、 宇都宮美穂さえも感動の渦に巻きこむことでしょう。 なつかしい(;´Д`),