発掘!謎の古代道 ◇ドイツのアウトバーンのように幅広の道路網が築かれていた日本の古代道の歴史を探る。 今から1300年前の日本には、総延長数千キロにも及ぶ4車線から8車線相当の幅の直線道路網が敷かれていた。 道路には4里ごとに馬を常備した"駅家"が設けられ、太宰府-奈良間を4日で結ぶ「飛駅使」が活躍していた。 近年、幻と思われていた古代道が各地でその姿を現している。現代の高速道路並みの大道路は、 誰が何のために造ったのか。さらにこの古代道は、全国の国土開発の基準となっていた形跡もある。 古代日本の大道路網の謎を解明し、当時の日本の姿を浮き彫りにする。