その名は古代ナワトル語で「羽毛ある蛇」(ケツァルが鳥の名前、コアトルが蛇の意)を意味し、 宗教画などでもしばしばその様な姿で描かれる。 また、白い顔の男性とも考えられている。 ケツァルコアトルは「セーアカトル(一の葦の年)に復活する」と宣言してアステカを立ち去ったといわれており、 16世紀初頭にコンキスタドールが侵略してきた際、 コルテスがメキシコに来た1519年が偶然にも「一の葦の年」と一致したため、 アステカ人達は、白人である彼らをケツァルコアトルの再来かと錯覚し、対応を遅らせたとも言われている。