SM3の発射試験成功=海自イージス艦「みょうこう」-ハワイ沖 防衛省は28日、海上自衛隊のイージス艦「みょうこう」(7250トン)が同日、 米ハワイ沖で弾道ミサイルを撃ち落とす海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を行い、 標的の迎撃に成功したと発表した。 SM3の発射試験は3回目で、成功は2年前のイージス艦「こんごう」に次いで2回目。 試験費用は米側に支払うデータ解析費などを含め約63億円。 同省によると、みょうこうはハワイ・カウアイ島沖西端から同日午後1時(現地時間27日午後6時)に 発射された標的の模擬弾を数百キロ沖合からレーダーで探知。 模擬弾発射から4分後にSM3を発射し、大気圏外で撃ち落とした。 昨年試験したイージス艦「ちょうかい」は、標的が探知できず迎撃に失敗した。 同省は弾頭部の軌道制御装置に不具合があったとしている。 SM3を搭載したイージス艦は現在3隻で、来年度に「きりしま」が改修され4隻となる