>  2009/10/30 (金) 17:55:35        [qwerty]
> > 浴衣をひるがえすとなんか凄いのドイツの強いっぽいの。マウザーとか
> > ごめん無理(;´Д`)
> 瞳子ちゃんと夏祭りにいく約束をした。
> 祐巳が待ち合わせの公園につくとそこには、つまらなさそうに一人で立っている瞳子がいた。
> 時間ぎりぎりまで跳ねる髪を直していたせいで、5分も遅刻した私とは大違いだ。
> 「ごめん、まった?」
> いいえ、さきほど来たばかりです。とほほえみながら瞳子は言ってくれる。
> つくづくできた妹だなあと、瞳子を見つめてしまった。
> 浴衣にクリクリのまいた髪が可愛い。
> 「も、もう!お姉さま!なに見てるんですか!いやらしい」
> 「いやらしいって………」
> こほん、と息を整えると等子ちゃんはちょっと赤くなった顔で俯いた。
> 「もうしわけありませんお姉さま。先に行っててくださいますか?」
> 「えっどうしたの?」
> 「ちょっと………」
> 「…………あっ、ごめん!」
> もじもじとしながら赤い顔でつぶやく瞳子を見て、やっとおトイレだって気がついた。
> 待ち合わせですれ違わないように我慢してくれてたのかな。
> 「もう!お姉さまって鈍感です!」
> 「じゃ、じゃあ待ってるよ!」
> --
> 瞳子が女子トイレに入るとそこには予定通り大きな鞄があった。
> ジッパーを開け、中の黒金を確かめる。
> グリップの刻印には9の文字。MauserC96。
> モーゼルミリタリーと呼ばれる名銃だ。
> ストックを手早く取り付け、感触を確かめる。
> 既に骨董品と言ってもおかしくない代物だが、だからこそ私にふさわしい。
> 瞳子はそう思っている。
> さぁ、急いで標的を狩らなくては。何しろお姉さまを待たせているのだ。
> 浴衣の裾を閃かせ、手には銃。乙女の嗜みは必要なかった。

こっちの方が本編のマリみてより俺好みだ

参考:2009/10/30(金)17時54分12秒