ある夜…庭にいたティッシュ(愛犬の名前)がスゴイ勢いで吠え出して それがピタッと止んだんだ。 気になって見に行ったら沢城みゆきが立っていて、その足下にティッシュが倒れていた。 一目で、ああこれは心臓が止まってるなと判った。 何せあの沢城と立ち会ったんだから。 ───ティッシュ君は大丈夫だったんですか? すぐに応急措置をしたから命に別状は無かった。 ただ、ゴホゴホッと数回咳き込んだ後ガバッと跳ね起きて 「負けたんスか、俺」と聞かれてね…切なかったよ。 (月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)