───斎藤千和という声優を語る上で欠かせないのがアニタ・キングだと思いますが。 そうだね、もともとココロみたいなのは私の本質ではないし そういう意味ではアニタはハマリ役だった。解放された気分だったよ。 以降のラヴィや藍華、夏美なんかは楽に演じる事ができたんだが逆にパワーのセーブが効かなくなってね。 ───プリップリン体操収録時には苦労されたと聞きました。 そう(笑)苦肉の策だが、ケメコ収録時は私一人だけ18オンスのグローブだった。 ───それでも戸松遥には脳震盪を与えてしまったのですね。 (月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)