韓国・釜山市の射撃場火災の被災者が入院している現地のハナ病院が、長崎 県雲仙市の会社員、中尾和信さん(37)=22日に死亡=の遺体を遺族に引 き渡す条件として、日本の公的機関に治療費約1000万円を保証するよう求 めていたことが分かった。被災者家族に職員を同行させている雲仙市が「遺体 の早期帰国が最優先」として保証に応じたが、市は「一自治体での保証は困 難」として国に支援を求めている。