「学習性無力感」 心理学者のマーティン・セリグマン(Martin Seligman)が、1960年代にリチャード・ソロモンの元で学生生活をしていた時期に思いつき、 それ以来10年間近くの研究をもとに発表した。 それによると、長期にわたり、抵抗や回避の困難なストレスと抑圧の下に置かれた犬は、その状況から 「何をしても意味がない」 ということを学習し、逃れようとする努力すら行わなくなるというものである。