押井守監督の「.50 Woman」は、美人スナイパー(仁乃唯)が某アニメ・プロデューサー(鈴木敏夫)を 狙うまでの緊迫した時間を描いた作品。しかし押井のこだわりは、大型拳銃のディテールを 描くことと、スナイパーが仕事の合間に食べるコンビニのおにぎりやペットボトルの飲料などに 注がれており、映画の途中それぞれの飲食物の詳細な解説やカロリー表示までが 字幕で挿入されるあたりがおもしろい。