>  2010/01/15 (金) 02:00:23        [qwerty]
> > ダメダメヽ~ノ;´Д`)飛ばんよ
> 俺達整備班の威信にかけて明日の朝までに飛ばしてみせらあ!(;`Д´)

詳細な議論を省略すれば、巡航状態の重力(左辺)と揚力(右辺)との
関係は下記した最初の方程式で表される。抗力も同じ形の方程式で表される。

W=(1/2)*Cl*ρ*v*v*s
D=(1/2)*Cd*ρ*v*v*s

W:機体総重量
D:抗力(空気抵抗)
Cl:揚力係数  
Cd:抗力係数 
ρ:空気密度     
v:飛行速度
s:翼面積
*:積

巡航状態では飛行速度も翼面積も空気密度も一定。燃料を消費しつつ飛
行すれば重量は刻々と減少する。そのときに揚力の方程式が成立するためには
揚力係数が小さくならなければならない。

揚力係数は、翼の迎角が大きくなれば大きくなる
(正比例関係ではないが、その関係は風洞実験から求められる)
一方、揚力係数に対応した抗力係数も迎角が大きくなれば大きくなる。

結局、重量が軽減されれば所要揚力が減少するので迎角を小さくすることになる。
迎角を小さくすれば、自動的に抗力も小さくなり、抗力に推力を合わせるための燃料消費が減少することになるのであった。

一定の速度で平坦路を走行している自動車も積載しているガソリンを消
費するにつれて車重が減少し、タイヤと路面との間に作用するクーロンの摩擦
抵抗が減少し、燃費がよくなる。そのときの車重と燃料消費量との関係は、航
空機の燃料消費率の変化と似ているのだ。

揚力すら検討要素に挙げられぬ貴殿の暴挙を笑わせていただくよ(゚Д゚)ははは

参考:2010/01/15(金)01時57分48秒